えいがのはなし 再びOZの話

えいがのはなし 再びOZの話

『オズの魔法使い』『明日に向かって撃て!』
上のタイトルの間違いに気づいた方はかなりの映画通と言えます。
正解は『オズの魔法使』『明日に向って撃て!』です。
それぞれ『い』と『か』が表記されません。
ちなみに『真夜中のカウボーイ』も間違いで正解は『真夜中のカーボーイ』です。
言葉としてはカウボーイの方が正解ですが、
現代的なニュアンスを出す為に配給会社がつけたタイトルがカーボーイだったのです。
原題はMidnightCawboy。
タイトルの話はともかく、私の大好きなこの2作品。
ジャンルは違いますが、非常に心をこめて作品を作り上げていることに関しては共通しています。
両作品のオープニングとラストと言ってピンと来る方もいるでしょうが、この両作品ともモノクロ画面で始まり、モノクロ画面で終わります。
<明日に向って撃て!>のファーストシーン、映写機から映し出されるモノクロの列車強盗のシーンは監督のセンスを感じます。
2作品ともまるでこれから童話の絵本を開いて見せるような、そして本を閉じて終わるような雰囲気があります。
実際に本を開いて始まり本を閉じてお終いといった演出はよく見かけますが、
そうしたありきたりな演出をしないところが監督の力量でしょう。
<オズの魔法使>は至る所に趣向を凝らしていますので何度観ても楽しめます。
屋外の設定でありながら全編スタジオ内で撮影し、書割セットでありながらチープではなくカラフルでデザインが優れています。
また60年以上も前の映画にもかかわらず特撮が素晴らしい。(SFXではない、特撮なのだ)
ほかにも衣装やメイクや歌踊り、この映画に関しては話し出したら止まらないのでやめておきます。
ひとつがっかりなのは、この作品本国米国では子供から老人まで年代を超えて長い間国民的作品として親しまれていますが、日本での評価は今ひとつ。
是非、日本でも沢山の方に観て頂きたいと思います。
話が長くなったので<明日に向って撃て!>の話は別の機会に。
最後にコレだけは付け加えます。
米国人の多くが観た映画(劇場だけでなく、TVやビデオなどを含めて)というアンケートのデーターによるとダントツ1位が<オズの魔法使>で95%以上の人が観ているそうです。
続いて2位が<風と共に去りぬ>85%以上。3位<ゴッドファーザー>4位<スターウォーズ>と続きます。
タイタニックでもハリーポッターでもないんだぞぉー!オズなんだぞぉー!
<オズの魔法使>は米国の国民的映画なのです。

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