えいがのはなし 白熱のオスカーレース豊作の年(2)

えいがのはなし 白熱のオスカーレース豊作の年(2)

90年代に入ると様々な作品が登場します。いろいろなジャンルで甲乙つける難しさを感じます。
1994年は<フォレストガンプ>圧勝の感がありますが、実際には<ショーシャンクの空>や<パルプフィクション>を愛して止まないファンが多いと思われます。
1996年も大豊作です。<イングリッシュペイシェント>が受賞しますが、<ファーゴ><シャイン><秘密と嘘>がノミネートされています。選考はかなり難しかったと思います。
1997年は勿論<タイタニック>の年でオスカー歴代最多賞獲得を果たしますが、主要演技賞は惨敗でした。作品の質的には<L.A.コンフィデンシャル>を押す人も多いでしょう。
2000年代の賞レースはあまり白熱していないように思います。そんな中、過去の功労に対する受賞的な意味合いで受賞した感じの作品もあります。何度も候補に上がりながら、今まで受賞していなかったリドリースコット、ロンハワード、スコセッシがそれぞれ<グラディエーター><ビューティフルマインド><ディパーテッド>で受賞します。
また3部作の実績で<ロードオブザリング>が3度目の正直で受賞しました。
賞レースは楽しいものですが、その年の自分なりの作品賞をイメージするのも楽しいです。マイベスト作品賞!

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